慢性咳嗽体験談

どのようにせきが出るようになりましたか？

せきは子どもの頃からあって、当時いろいろな病院に連れて行ってもらったのですが、原因がわからないと言われたことを覚えています。体力が付けばよくなると医師に言われて、そのとおり10代はあまりせきに悩まされることはありませんでした。しかし、20代になるとまたせきが出始めるようになって今でも続いています。

一時期、海外に住んでいたときはその土地の気候が合ったのか、ほぼせきが出ませんでした。帰国してからも2年間はほとんど症状がなく治ったかと思ったのですが、新型コロナウイルスにかかったのをきっかけに、またせきが出るようになりました。 一度出始めると、吐きそうになるほどせき込んでしまうのでいつもつらいです。

時間帯は特に関係なく、一日中のどがイガイガして吐きそうなほど激しくせき込むこともあれば、軽いせきで済むこともあります。 しかし、寒暖差がある日や雨の日、香水などの強い匂いを吸い込んだときなどにはよくせきが出ていた気がします。

これまでにどのような治療を受けてきましたか？

はじめてせきの原因がわかってきたのは、中耳炎で耳鼻咽喉科のあるクリニックを受診したときです。アレルギーが原因ではないのにせきが出る人がいて、20〜30代の女性に多いと医師に言われ、治療するとせきが少なくなり、ぐっすり眠れるようになったので、治療にも納得していました。

子どもが生まれてからは時間的な余裕もなく、せき症状も落ち着いていたので、せきがあるときだけ他科への受診のついでにせきの薬も処方してもらっていました。

しかし、新型コロナウイルスにかかったのをきっかけにせきが悪化したので、呼吸器内科のあるクリニックを受診することにしました。

せきの直接的な原因はわかっていませんが、専門的な検査をしていただき、医師もとても親身になってくださったので、診療内容には満足しています。また、薬についての説明や使い方をしっかり教えてくれました。

現在は症状も以前より落ち着き、1ヵ月に1回の通院で、せきの状態を診てもらいながら治療をしています。 何より、不安でいっぱいだった気持ちが本当に楽になりました。